水曜日, 8月 23, 2006

NO.27 モヨウフグ?

房総半島以南、インド洋・西太平洋に分布する。温帯から熱帯のサンゴ礁域・岩礁域に単独で生息する。大きいものは1mを超えるものもいる大型のフグである。体全体が小さい棘に覆われていて口と肛門は黒い。体色は白く小さい黒色斑があるが、幼魚や若魚はオレンジ色で黒色斑がある。食性は雑食性で歯が丈夫なので、サンゴやウニ・甲殻類・貝類などは噛み砕いて中身を食べてしまう他、海綿、海藻なども食べる。内臓は有毒で皮膚からも毒性物質を出す事が知られている。日本では食用として流通する事を禁止している。

ハイライト初の?物です。モヨウフグだと思うのですが、親指のつめくらいの大きさなので
現在調べ中です。

秋に近づくにつれて、いよいよこうした小物達が島にたどり着きますねぇ~

空気も、そしてブーメランの正面にそびえる三原山も秋の風景となり・・・

えっ?秋の風景ってどんなん?

見に来てぇ下さいよぉ~。ホント雅なんだからぁ~。

今日は夕日も真っ赤!真丸!時間は6時09分お客様送りながらみんなで見ちゃいました。

8月もいよいよ終わりですね。

先ずは明日!9月もみせますぜ!

土曜日, 8月 19, 2006

NO.26 ハナヒゲウツボ


                          ハナヒゲウツボ
ダイバーに最も人気のあるウツボで英名ribbon eel。鼻の先がリボンのような形をしている。小指くらいの太さだがとても長い。幼魚は黒色であるが65センチメートルくらいに成長すると写真のようにあざやかな青色に黄色のひれのオスとなり、95センチメートルくらいで全体が黄色のメスに性転換する。

7月の後半くらいからですかね~探してはいたんですが、場所を教えてもらうのもなぁ~・・・

と地道に?いや時たま?探してはいたんですけど、なかなか見つからなくて・・・。

最近、酒場で飲んでいたら、見つけた本人がガイド同士で飲んでいたので

酔った勢いで聞いてしまいました。

「ありがとう」おかげさまで見つかりました。

ここでお礼申し上げます。

やっぱり綺麗ですなぁ!!

金曜日, 8月 11, 2006

No.25 オニダルマオコゼ

オニダルマオコゼの毒は、タンパク質で構成されるものであるが、現在のところ詳しいことは不明です。毒は背ビレの13本の棘に存在し、それぞれに、約5~10mgの毒が含まれています。この内の3本の棘が刺さると大人でも致命傷となる可能性があると言われます(オニダルマオコゼ1匹で体重60kgの大人を4人殺せるほどの毒である)。この棘は長いもので4cmもあり、ビーチサンダルやダイビングブーツなど簡単に貫通させるほど、とても丈夫に出来ています。
・・・とオニダルマオコゼについて引用するにあたり、調べていると大抵上記のような文面ばかりです。
ストーンフィッシュと呼ばれていて、擬態の名手で挙句に猛毒。

でも見つけた時は「うわ~キタァーーー」
と叫んでしまいました。

超興奮!!!
実は、初めてみました(10年以上もダイビングして居るくせに)なんか
そりが合わないというかなんだかんだで初お目見え。

やっぱボートにして良かった。

しかし怖いね~。

刺された人の感想を読むと汗が吹き出てきちゃいます。

ダイビングしてからかなぁ~

子供の頃は全然気にしないで八丈の海で何も着けずに泳いでいましたが、
今じゃ3点セット+ブーツ+ウェットなしでは怖くて海に入れません。
(当然泳げないからでは有りませんよ)
自分の不注意でどんな怪我するか知ってしまったからでしょう。

皆様も怪我無く無事に海で遊ぶ為にはしっかり自分をガードしてくださいね。
でないとせっかくの思い出が台無しになってしまいますから。

ところでどんな風に泳ぐのか?と気になって全員撮影し終わった後に
フィンの先っちょで尾びれをつんつんしてみた。

とたんにブワァッと砂が舞って、
ゲストも「ウァアアーーー」「ウォオオーーー」
泳ぐというよりもピョンピョンはねる感じで3~4m移動してまた着低。

もう大きさは完全にバスケットボール。

日曜日, 7月 23, 2006

NO.24イロイザリウオ


本日底土でゲットやっぱかわいいね~
なんか華を添えるって感じで・・・
結構シャイな子で藻の中でじっとこちらを伺っております。底土が潜れる間頼みますよ~
それを「何か餌をくれ~」っと傍観してるハマフエフキに襲われないように。

NO.23フリソデエビ



こちらも久しぶりの登場。フリソデエビ!余り他店のガイドと情報交換をしないので(なんか自分で探したものを荒らされたくないという器の小さい考えで・・・)
がんばって自分で探しているのですが、ボートダイブだと結構探せば居るんですよね~。見られなかったお客様ほんと申し訳ないです。その殆どが一期一会なんですがこの個体はビーチで見られるタイプと同じくジッとその場にいて2日連続で見られました。大きいヒトデが切り刻まれてごろごろしていたのでまだ当分居座りそうな気配。あ~せっかく海が青くて綺麗だからワイドな八丈を紹介したいのにマクロにはまる~~~~・・・

NO22.ウミテング


ブーメランハイライト久しぶりの投稿です。第1弾は久しぶりの登場ウミテングです。ほんと前回見たのは何時だろ?って位久しぶりにみました。見つけたのは明日葉うどんでお馴染みのあの方です。どうもお客さんには写真で見てもよくわからない?といわれて実際見てもらって「あ~なるほど!」と判ってもらいました。実際余り居ませんから見る機会も当然低いですよね~。居るには居るんだけど、すみません僕の目のフォーカスに合わないのでしょう。素通りして気が付かないガイドしてしまうのでしょう。今、底土には2匹のウミテングがいますので見たい方はぜひ遊びに来てね。
因みにこの白バージョンのウミテングの背中、なんか人の顔に見えませんか?僕だけでしょうかね~・・・

水曜日, 7月 05, 2006

NO.21:

「穴があったら入りたい」諺ではなく、純粋に。
暗闇の先にある青く差し込む光を目指して。

月曜日, 6月 26, 2006

NO.20 ヒメヒラタイザリウオ


此処最近見た中では一番大きな個体でした。乙千代ヶ浜のマイイザリポイントに行き見事にゲット。今までお腹の大きいイザリウオが居ても雄が近くに居ない・・・・一体何処へ居るのだろう?ここはわりと範囲が狭い場所なので細かく探してみても、う~ん居ない。ところでイザリウオの場合、雌の方がデカイってのは通例だけど、イザリウオの産卵は、けっこうロマンチックで、雄が雌を支えて踊るように海底から中層に舞い上がり行なわれるんだけどヒメヒラタイザリもやっぱり岩の隙間からこっそりでてくるのでしょう。
因みに一日一個体程度はどのポイントでもイザリウオ科のお魚さん達は見つけられるシーズンになったので観たい方は足を運んでね~。

木曜日, 6月 22, 2006

NO.19 6月のナズマド

-オキザヨリVSダツ-
共に水面をスイスイ泳いでいるダツやサヨリの仲間。VSとは言っても、がたいの差から圧倒的にオキザヨリが有利。だけどダツもただでは食べられまいと踏ん張る。





-アオウミガメバックショット-
馬の背の浅瀬の上は、アオウミガメの楽園になってきている。あっ1匹
見えたと思うと又もう1匹と、、、気になって上まで上がってみると6匹、7匹といる。透明度30m、水温25℃。今年は好調に黒潮が入ってきている。




-ハナオコゼ-
揺りかごに乗り、黒潮に流されてきたハナオコゼ。体調は12cm位と大きいサイズ。ナズマドのエントリー等に流されてきたゴミを見るとたいてい入ってる。流れ藻なんかは隠れる場所が多いから小さいのや他の稚魚なんかも居るけど、こんなかごの中でこんな大きく獰猛なハナオコゼが1匹しかいないってことは...まぁ全部食べてしまったんでしょう。エキジットする頃には、かごは無く、また放浪のたびに出てしまいました。

火曜日, 6月 06, 2006

NO.18 ユウゼン



ユウゼン球が頻繁にナズマドで観察できて来ました。八丈島中のユウゼンが集まったのかと思う位多い。軽く100~200は見る事ができます。とはいっても各ボートポイントでもやはり集まっていて観察できているのでやはりなんのかんのいっても八丈島はユウゼンの島だなぁと感じます。普段は水底を這ってネタ探し中にふと顔を上げるとユウゼンが近くにいてパシャ!っと1枚しか撮らないのにこの時期のユウゼンだけはパシャパシャパシャと撮ってしまう。
まさにこの時期最高の被写体です。
この環境を守って行きたいですね。
ユウゼンについて詳しくはこちら

水曜日, 5月 24, 2006

NO.17


ジャパニーズピグミーシーホース
柏島みたいによく見る所では、ジャパピグって言うんですか?
細かい解説は、後でコメントしておきます。これから温泉他、夕食会なのですみません。

月曜日, 5月 22, 2006

NO.16

ニセゴイシウツボとキンギョハナダイ
小さいチビの宇宙を撮るのも好き。
よく海外にありがちなウツボを入れた写真も好き。
だけど撫でるのはちょっとなぁ・・・
怖いです。
NO.15

指先生物第2弾 ハナオコゼ幼魚

黄と黒のまだら模様といい、皮弁が多くいかつい姿形といい、オコゼといってもおかしくない魚なのですが、おなじみの「オコゼ」とは無縁のアンコウ目イザリウオ科の魚。海底で暮らすイザリウオの仲間としては唯一、生涯を表層の流れ藻で暮らす変り者です。もともと熱帯に多いのですが、流れ藻と共に黒潮に乗って本州中南部から、ときには北海道沖まで北上する。着底して転石下でも見れるが最も簡単なのはこの流れ藻を探すのが手っ取り早い。実はこの魚、同じ流れ藻に同居している小魚を全部平らげてしまうという大変な大食漢。アンコウ目の魚らしく口が大きくて自分の体と同じくらいの獲物まで飲み込んでしまうと、兄弟?子供?構わず小さいものは大きいものの餌になってしまう。正に弱肉強食。カエルの卵のようなゼリー状の卵帯に包まれた卵を産むことでも知られており、メスオス(黄と黒のコントラストの鮮やかな方がオス)です。勿論「オコゼ」ではないので毒はありませんが、お味の方もオコゼほどではない。というか食用としては・・・。
そういえば誰と話したか、フランスではイザリウオ食べるとか食べないとか・・・

金曜日, 5月 19, 2006

NO.14
今日の八丈島

はるか西で弱まっている台風1号に刺激された雲の帯が広がる。
風無く穏やかでしとしと雨が降り、音も雲に吸い取られて本当に静か。森で鳴く鳥の声が良く聞こえる。
こんな日は飛行機も来ないし、工事も休みになるからダンプカーや大きい車も走らない。
雨は鬱陶しくて、物寂しくなるけれど、平穏な静けさは幻想的。
6月中ごろからは忙しくなるので今はゆっくり体を休めて夏の予定を立てるとき。
とはいえ本日は、CSアンテナ取り付け作業。W杯日本がんばれ!
明日と言うかもう朝なので今日はダイビング行きますよ。ダイビングログも期待してくださいね。

木曜日, 5月 18, 2006

NO.13
ホウセキキントキの群れ

英名:
Duskyfinned bullseyeとか Common bigeyeとかいいます。 duskyfinned = 薄暗い、浅黒い、 鰭の bullseye = ダーツの的の中心いわゆる黒点のこと薄暗いひれの黒点とかcommon = 一般の、普通の bigeye = 大きい目とかいいます。
昼間は動きが不活発なのでまるで淡水魚の様です。デジカメで普通に写真撮るとこうなるし。

水曜日, 5月 17, 2006

NO.12

ハダカハオコゼ
分類:脊索動物門 条鰭綱 カサゴ目 フサカサゴ科
学名:Taenianotus triacanthus
英名:Leaf scorpionfish
特徴:
インド洋から太平洋全域まで広く分布し、ガラパゴス諸島などでも確認されています。国内では主に、八重山諸島以南でよく確認されています。
リーフ外縁のやや流れのある場所を好み、単独でみられます。水の流れに合わせて体を左右に揺らし、サンゴなどに擬態しているものと考えられます。餌は小型の魚類やエビなど。
体高のある体形と大きく発達した背びれが印象的です。体色は黄色いものから白っぽいもの、黒いもの、赤紫のものなど様々な変異があります。体表にうろこはなく、成長時には脱皮をすることが知られています。
最近多いです。ハダカハオコゼ。白~茶色しか見られませんが。赤色、黒色いないのかなぁ八丈島。
真っ茶色は、結構見ていてかわいい。昔八重根で初めて自分で探して見つけた時はあまりのうれしさ?からナイトで一人で見にも行った。食事した瞬間でエビのヒゲが口から出てたっけ。こいつに限らず魚全体にいえるかもしれないけど結構ハダカハオコゼは視線を感じる。なんか見られてる感があって う~ん(。。)と下を見るとユラユラ揺れてたりします。

月曜日, 5月 15, 2006

NO.10
う~ん、小さい。でもオレンジ色だからすぐ見つかった。といっても沢山の人が写真の順番待ちしてるからですけど。
これから沢山見つけていこっと。
NO.9

GWも無事終わり、早速家族で1週遅れの連休を楽しみました。さて何処行こうかなぁ・・・ゆっくり休めれば何処でも良かったのですが、今週は東京もあまり天気が良くなく雨模様だったので水族館に決定。
この辺がダイバーの発想だなぁ。と言う事でよみうりランド水族館へTEL・・・すると「閉鎖しました・・」とのこと。次にしながわ水族館へTEL・・・こちらはやってますよ~。よし車で品川までひとっ走り。案外すいてるかと思いきや、幼稚園児の団体やら中学生の課外授業やら結構混んでる。うちの子と同じくらいの子を持つ家族連れもこれまた多い。平日の昼間からみんなGWに仕事していた人たちなんですかねぇ~。写真のシロワ二ですが、小笠原で見た時もユラーと泳いでいましたが、ここでも相変わらずユラーっと泳いでました。賛否両論ありますが、やはりダイビングしながら同じフィールドで見るのが良いですよね。

土曜日, 5月 06, 2006

NO.8

二ザダイ群れ
GW中もナズマド等で観察できたニザダイの群れ。ボートダイビングでは、群れの数も桁が違う。当然見かける時は、全く潮の流れが無かったり、スイミーの話じゃないけどこれだけ黒い塊が動くわけだから回遊魚も出てこない。だけど期待するのはニザダイの群れにまぎれるユウゼンの群れ。いわゆるユウゼン球です。パチパチ写真撮っていると後ろからキタァーーー(゜∀゜)ユウゼン!!!
・・・10匹。まぁこれからこれから。
   
NO.7

イロイザリウオ
GW前の調査ダイビングでは、さっぱり見つける事ができず、今年は個体数が少ないのかなぁ・・・とかいやぁまだまだ見つける目がたりないんだとか思っていました。そしてGW突入・・・当然リクエストがある↑写真のイロイザリウオ。正直に言うしかありません。やっぱ一目見たいよなぁ・・・まぁのんびりダイビングすればもしかしたらいるかも!なんて前向きに考えてガイドしたらのそのそ歩く小さなイザリウオ。なんだ~居るじゃん!ホッ・・・それからイザリウオ見たいってリクエストのゲストは無事全員見れました。めでたしめでたし。天気も良かったしね。

月曜日, 5月 01, 2006

NO.7

ヒレナガヤッコの雌
完全に写真としてはだめです。え~判っておりますとも。局長の浜の先端に行きましたら居たんですよ。水深37m位のところに、そのとき25m位のところから2個体見えて、見せてあげたいなぁ~と思ったんですけど、みんなデジイチのワイドだったのでとりあえず私めのデジカメでパチリ!え~撮れないのは判っていたんですけどね。でも透明度良い真っ青な海の中、その中に青白くユラユラ泳ぐ綺麗なヒレナガヤッコ。撮れないのは判っていてもシャッター押してしまいました。そして載せてしまいました。
写真、右上と左下の白っぽくあるのが
それです。ちなみに皆はそのとき”KA・N・PA・CHI”撮ってました。

土曜日, 4月 29, 2006

NO.6

●種名:ユウゼン 
分類:スズキ目チョウチョウウオ科 
学名:Chaetodon daedalma 
英名:Wrought iron butterflyfish
何も説明する事もないとは、言いませんがご存知ユウゼンです。あまり説明を述べると目が痛いと思いますので今日はさらっと書いときます。(説明は後述しておきます。)
本日のブーメランダイビングログでも書きしましたが、ユウゼン玉がナズマド等で見え始めてきました。シーズン開始のGWが終わると早いもので今年も半年近くが過ぎますね~。あっと言う間に後半だもんな~。早いな~(あれ?半年何やってたっけ?)だけどアオリイカの産卵やユウゼン玉などが見られる海が楽しい時期になるし、八丈島もこれからッス。今年もがんばるぞ~。
・・・ということでお知らせ~
7月の超割あります。
7/7(金)821便6席
7/8(土)821便6席
7/9(日)822便6席(羽田帰り)
締め切りは、5/08です。購入希望の方は、メールお待ちしております。
東京手描友禅の作品?~ユウゼンの展示~
 葛西臨海水族園では、東京の海の自然に関心を高めるため、2005年10月から東京の海エリア、「礁」水槽に新しく「ユウゼン」を展示。ユウゼンは日本の固有種で、海水魚の愛好家やダイバーには絶大な人気があり、ユウゼンを見るために伊豆諸島や小笠原の海に出かける人もたくさんいるほど。体色をみると、黒色に白色の斑点が散在し、背鰭・尻鰭の後端に黄帯が入り、地味な中にも明るい色調でみられ、「格調高い」のが特徴です。まるで、品の良い単彩で粋な特色を持っている「東京手描友禅」から抜け出したような魚で、名前の由来も、そんな「友禅染め」から来ているようです。きっと皆さんの目を釘付けにすることでしょう。

 ユウゼンは相模湾から伊豆諸島、小笠原諸島と高知県・沖縄県に分布する日本固有のチョウチョウウオ科の魚です。サンゴ礁周辺の水深10メートル以浅に生息し、ペアでいることが多い。雑食性で、大小の群れを作って底生小動物や藻類をついばみながら移動することがある。春と秋に産卵のため数十から数百匹が一箇所に集まり、この様子を「ユウゼン玉」と呼んでいる。

金曜日, 4月 28, 2006

NO.5

Sepiotenthis lessoniana
セピオテンシス・レッソニアナ
Big fin reef squid
アオリイカ (煽烏賊)

海釣りの人気者アオリイカは、分布域がかなり広くインド洋から太平洋の熱帯および温帯の海に生息しています。特徴はなんと言ってもその大きなヒレ!胴体と同じぐらいの長さがあるコレをひらひらとはためかせて泳ぐ姿が優雅です。15cmぐらいになるとオスは体の横に紫色の筋が現れるのに対し、メスには斑点状の模様が現れ、アオリイカの雄雌はこの模様を見ることによって容易に見分けることが可能です。 『アオリイカ』という名前の由来には諸説があります。ひとつは『大きなヒレを煽って泳ぐから』もう一つが馬具の一種である『あおり(障泥)』にヒレの形が似ているからという意見もあります。やっぱり、最大の特徴であるヒレがポイントみたいですね。英語名の『Bigfin』も大きなヒレという意味です産卵は卵を250~数千個産みつけます。ふ化した時の胴長は5mmぐらいですが、一月に4~5cmの非常に速いスピードで成長を続けます。一年後春を迎えると再び産卵期を向かえ、卵を産んだ後一生を閉じます。ちなみにブーメランではあちこちのポイントに産卵場となる木の枝を海に沈めておくことにより、アオリイカの産卵を手助けしています。 普通イカは外洋性の生き物であり、あまり我々の近くに現れることが無いのですが、アオリイカは産卵時に岸近くに寄ってきます。おおよそアオリイカについて理解してもらえたでしょうか?リクエストあれば「セピオテンシス・レッソニッ..アナ」(痛てっ舌噛んだ(**) )普通にアオリイカと見たいと言ってくださいね

水曜日, 4月 26, 2006

NO.4 GW前に・・・

いよいよGWですね~。がんばるぞ~。
4月もなかなか海が凪ず、ダイビングできない日も多かったけど、GWに
気持ちよく お店を使用してもらいたいから、せっせと綺麗にしたかいが
あったのかお店をこんな 高い場所から見る事出来ました。今日は、
鳥目線でブーメランを見て下さい。
しかし大きな充填所を建てた物だ。立てた当時はまだ中坊の時で、この
辺一帯も 八丈富士の森の中だったなぁ~。
写真撮らせてもらい感謝です。

土曜日, 4月 15, 2006


Micromelo undata
コンシボリガイ
今年もコンシボリガイの季節がやってきました。3月上旬位から見え始めましたが水温の関係もあるのか貝の大きさが米粒位の大きさの個体ばかりでしたが、この頃は、写真のように40mm位のジャイアントサイズも多くなってきました。もうすぐGWでが、GW~初夏の間で見られるウミウシの中でコンシボリガイは一番人気のウミウシです。
-コンシボリガイー
他の地域では稀種の様ですが、八丈島では春先~初夏と普通に観察できるミスガイの仲間。砂地に多い。大きいもので30~45mm程で、意外と移動速度が速い。とても綺麗な種なので絶好の被写体。肉帯の青いタイプと黄色のタイプの2種類が観察できる。因みに写真奥に移動しているのはベニシボリガイ。

木曜日, 4月 13, 2006

EFR           
-Emergency First Response-
エマージェンシー・ファースト・レスポンス・(EFR)コースは、緊急ケアを
必要としている人に対して、どのようにして緊急ケアを提供すればよい
かを指導するプログラムです。
-AED (自動体外除細動機:写真)について-
日本における病院外での心停止(突然死)の発生件数は、年間3~4万人と推定される。
(非医療従事者によるAEDの使用のあり方検討報告書)
この数字は、1年間の交通事故死者数のおよそ3~4倍となります。今後、高齢化の増により病院外で心筋梗塞などによる心停止の発生件数も増加する事も懸念されます。心停止している患者(負傷者)の多くは心室細動(しんしつさいどう)と呼ばれる心臓が痙攣した状態になっています。
その場合、一般的な蘇生法:CPR(人工呼吸、心肺蘇生法)を施しても蘇生(心肺機能が回復る)する確率は非常に低く、先ずは、その痙攣(心室細動)を止める事が最優先されます。止める為には、一時的な電気ショックを与える事が有効で病院などで資格の有る医師などが施していました。